台湾特集第四回目は観光地をご紹介。
軽い気持ちで訪問したこともあり、
自然の綺麗さに圧倒された場所でした。

台東の「太麻里」に「金針山」という山があります。
ここの観光地で有名なのが「金針山」に咲く「金針花」という花。
時期は7月から9月と言う話だったので、訪問してみました。

アクセスは「太麻里」の駅でタクシーをチャーター。

偶然に運転手さんが60代後半の方だったにも関わらず、
流暢までといきませんが日本語を話される方で、
運転手さんのお父様が日本統治時代に日本の教育を受け、
自分流に息子さんである運転手さんに日本語を教えたため、
話せるということでした。

「金針山」へ向かう途中で、
こんな海沿いの坂道を駆け上がっていったのですが、
海と空のコントラストが綺麗です。

坂道を登る最中に運転手さんが停車をしてくれ、
「これが山に咲いている」と教えてくれたのが、
道路一面に置かれたオレンジ色の花。
どうやらこの花が「金針花」らしいのです。

そのまま山道を登っていくのですが、
注意して欲しいのは、カナリ標高が高く、
半袖だけだと寒いので、上から羽織れる物が必要です。

ずんずん山を登っていくと見えてきたのが、
山肌に咲くオレンジ色の花。

「頂上に行くとまだまだ咲いている」との事で、
更に麓を目指してタクシーは進むのですが、
途中で立ち寄った休憩所。

露天で何か揚げていると思って近づいたのですが、
満開に咲いていた「金針花」を天ぷらにしていました。

強烈に強調する味というのは無いのですが、
サクッとした食感で楽しめました。

話を聞くと生だとこのような天ぷら、炒めもの、
干した花は水で戻して醤油などで味付けして前菜として食すようです。
もちろん開花前の蕾を使っているようです。

坂道で広げていた「金針花」はどうやら、
食材として干している最中だったようです。

そして目的の山頂!
オレンジ色の絨毯のように咲き誇る「金針花」
山頂は空気も綺麗で運良く青空にも恵まれ観光日和。

観て良し食べて良しの「金針花」ですが、
山頂では茶畑の茶摘みのように
「金針花」を収穫される台湾人の方もいらっしゃいました。

日本人は台北の観光が多いかと思いますが、
もし日程が長い旅行の場合は、台東まで足を伸ばして、
自然のオレンジ色の絨毯を観てみるのをオススメします。

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