キャラクターを使ったビジネスって日本では当たり前ですが、中国では比較的少なく珍しいように思っています。そもそも商品が際立って美味しいですし、キャラが可愛らしいから可能なのかも知れません。

上海銘菓と言えば!やはり白いウサギのアレ

上海のお土産で人気が高いお菓子があります。それは「大白兎」と呼ばれるミルクキャラメル。光明と呼ばれる上海メーカーから販売。目が大きい白いウサギがトレードマーク。

バラマキ系土産にも自分の土産にも使える万能飴。味は日本のミルキー的な感じのお菓子。

以前紹介していますが、ミルク以外にも多くの種類の味付けを販売。日本でも購入可能です。

上海銘菓。キャラメルのロゴは白いウサギ。キャラメル【奶糖】

キャンディ以外にアイスキャンディも販売

白兎は飴(キャンディ)が有名ですが、アイスキャンディやパック入りミルクも販売しています。

アイスのパッケージは飴の包み紙のデザインを踏襲。中国のコンビニや小売店舗で購入可能。お値段は5元から6元ていど。店舗で価格帯が異なります。※上海の光明と呼ばれるメーカーなので、他の省では見つけられない可能性があります。

肝心の味は大満足!ミルク風味はもちろんの事、ねっとりとした食感もGOOD。

黒龍江省のハルピンはアイスが有名ですが、中国のアイスはミルク味をチョイスするとハズレが少ないんですよねー。

と、他の店舗に足を運ぶと「奶白兔(nǎi bái tù)」なるミルク味のアイスキャンディが。目をゴシゴシ。パッケージといい、ウサギキャラといい、どこかで見たような。。。。

値段は4元。味は、、、美味しいは美味しいですが、本家を食べるとミルクの濃さやねっとり感が物足りず。比較して分かるモノマネビジネスの限界点かも知れませんね。

上海の有名ストリートで見かけたキャンペーン

上海観光地の一つ南京東路に用事があって訪問したのですが、ひときわ目を引く建屋を発見。近づいてみると大型バルーンの兎が座っています。

お分かりと思いますが大白兎をあしらった店舗が営業。白兎のバルーンが観光客を誘惑します。近づいてみて分かったのですが、飴以外にアイスキャンディも同時に販売。

ただ注目だったのは兎をモチーフにしたグッズ販売をしていた点。

トートバッグ、クッション、シール、マグネット等など。ちなみに赤と青と白を中心としたデザインは飴の包み紙のデザインです。

失礼ながら昔はもう少し垢抜けてないデザインも多かった中国ですが、いい感じに仕上がっているなー。まさに新しさと古さの融合。

商品である飴やアイスのデザインをうまく使ってグッズ販売。この手の商売は日本が優位ですが、中国の老舗店舗がこんなキャンペーンを始めると他社も真似て始めるかも知れません。

しっかしとしたキャラがあれば、相乗効果でキャラクタービジネスも成り立つ。日本では当たり前かも知れませんが、中国では意外と少ないウサギを使った商品キャンペーンの紹介でした。

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