日本のローソンで発売後シリーズ累計5600万個を越えた「悪魔のおにぎり」シリーズ。実は中国ローソンでも販売されどうやら日本とは違う独自進化を遂げています。

中国人の嗜好に合わせて進化という点が、中国進出の早かったローソンならでは、という感じもします。今回第一弾から第四弾まで中国で発売されている「悪魔のおにぎり」シリーズをご紹介。

中国のローソンの歴史

中国語でローソンは「罗森(Luó sēn)」1996年2月設立。上海、南京、重慶、大連、杭州、北京、武漢と店舗展開を進め19年1月18日に2000店舗を達成したそうです。

また武漢などは現地企業の中百超市有限公司にローソンブランドを提供して営業をしているようです。各省の現地に根ざした企業があるので、地盤を利用してのブランド展開は十分にあり得る方法なんだと思います。

中国の「悪魔のおにぎり」シリーズ

中国でも展開している「悪魔のおにぎり」シリーズ。現在、第四弾まで販売中。中国での名前は「恶魔的饭团(è mó de fàn tuán)」そのまんま。なんで悪魔なの!?と思われそうですが、これがいいんです。

第一弾は日本と同じ「おかかと青のり、天かす」日本に帰国時に「悪魔のおにぎり」を食べていたのですが、中国版の方がおかかの風味が強めに感じました。個人的には中国版が好き。

第二弾は「ラー油と天かす、腸詰め」入りの四川風。第一弾の天かすと中国人を意識して四川風に仕上げたのが印象的でした。パッケージの悪魔の角が唐辛子。日本でパッケージデザインを作っているんでしょうか。こんなこだわり楽しいです。

第三弾は第一弾をベースに「マヨネーズとソース」を追加関西お好み焼き風。ソースの風味が香り。まさにお好み焼きの味でした。よく考えたものです。パッケージもマヨネーズ全面で可愛らしいです。

第四弾は「牛肉ハンバーガー(パテ)」挟んだカレー味のおにぎり。カレーはハウス食品とタッグ。初の具材タイプを挟む悪魔シリーズのため、形状も今までとは違うタイプ。

この感じですと、第五弾、六弾と続きそうな予感。日本のニュースは中国でもリアルタイムで中国人の若者には伝わるので、こんな感じで日本の流行りの品が、すぐさま中国で展開されるのは、中国人にとっても嬉しい対応だと思います。

攻めてますね。ローソン。

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