いや~懐かしいメーカー品を見つけました!この何の変哲もない単なるダンボールにその秘密が。ダンボールには「ReeB 力波啤酒 冰爽(lì bō pí jiǔ bīng shuǎng)」の文字。
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おっ!と思われた方は、上海歴が長い方かも知れません。今でこそ上海のレストランでビールを注文すると、バドワイザー、サントリー、青島、ハルピン、雪花、ハイネケン、朝日にキリンとバラエティ豊かな、メーカーのビールを注文することができます。

05年頃の上海ローカルレストランは約1割はバドワイザー、2割が青島、7割をサントリーとこの力波が占めていた感じ。スーパーに並ぶビールはサントリーか力波が勢力を占めていた状態。

値段構成で一番低価格はビール一本が2元程度(当時レートだと30円)と、トンデモナイ価格帯を武器に、広く楽しまれていた銘柄。正直味は薄いし、アルコールは低いと、乾杯向けのビールでした。

留学中は貯金を切り崩しての極貧生活。たまに飲むこの力波ビールにはお世話になったものです。

そんな思い出の詰まった力波ビールですが、知らず知らずに見かけなくなり、レストランでは青島かサントリーが一般的な銘柄に。

いや、味は青島とサントリーがウマイのです。が、このダンボールを見たら何となくセンチメンタルになりました。調べるとこの「力波(lì bō)」ブランドは、1988年に中国上海市場に登場。今回発見した時は既に食後だったので、次回訪問時に再チャレンジ予定です。

もし上海人と話す機会があったら、このブランドの事を話してみてください。おっ!そんな事まで知ってるの??と喜ばれますよ。

今日の振り返り!中国語発声

力波 (lì bō) 力波