行きつけの温州海鮮料理での事。
仕事の疲れを海鮮料理で癒やそう、モグモグ食事をしていると、
女将さん、お客が何やらTVに釘付け。

何かと思って見てみると、どうやら四川省で地震が発生したようでした。

日本は地震大国と呼ばれる程、地震が多発する国ではありますが、
意外と中国も一部の地域に限っては、地震が多発しています。

記憶に新しい所でいうと、08年に四川省で起きた大地震。
実はこの時三ヶ月かけて中国全国バックパック旅行中だったのですが、
地震が起きた当日、私は四川省と雲南省の省境にある、村を尋ねていました。

昼ごろに「おやっ?揺れた?」と思った瞬間、
四川汶川を震源とする地震が起きた時だったのでした。
その翌日慌てて四川省を離れたのですが、肝を冷やした瞬間でした。

地震においては四川省だけではなく、古くは唐山地震、
雲南省近郊でも地震が多発しています。

中国国内で起きている地震を震度と発生した期日で、
表示しているサイトもあります。
中国地震台ネット
新疆地区も実は地震が多いようですが、
あまりニュースで放映されているようには思えません。

今回の地震は楽山「乐山(lè shān)」と呼ばれる
場所を中心とした震度5の地震。
地震ネットでも24時間以内を知らせる赤い表示で点滅中。
地震01

地震02

ニュースでは現地から特派員のレポート、
報道の時点で2000に及ぶ家に損傷が起きている、
土砂が崩れ落ちた山道の様子などを放映。
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正直上海は日本と違い地震を意識した、
建物の作りをしていない、と一般的に言われています。
理由は殆ど起きないであろう地震の為に、
コストをかけて基礎工事をしないから、だそうです。

しかししかし。
浦東に燦然と輝く森ビルの建設を見た建築関係の仕事の友人曰く、
アレだけ基礎工事を深く、丹念に日本と同じくしている高層ビルは少ないそうで、
もし浦東で地震が起き液状化が起きても大丈夫なのは、森ビル位かも。と言っていた程。
やはり日本の技術って素晴らしいのですね。

今回の楽山のニュース画像が以下のサイトから確認できます。
ニュース動画と現地画像(14枚)

被害者や被害地がこれ以上拡大せず、
事態が迅速に収束するのを祈るばかりです。

地震に関する中国語表現

发生地震 (fā shēng dì zhèn) 地震発生
地震前兆 (dì zhèn qián zhào) 地震の前兆
地震云 (dì zhèn yún) 地震雲
1级 (yī jí) マグニチュード1
地震仪 (dì zhèn yí) 地震計

今日の振り返り!中国語発声

地震 (dì zhèn) 地震