中国でなんちゃって「東京ばな奈」を見つけました。中国人に人気の日本のお土産品。人気が出ると直ぐに興味を示して製造してしまう中国の類似品事情。見た目は類似、中身は違う中国語「香蕉(xiāng jiāo)バナナ」のお菓子を実際に購入したレポートをご紹介。
中国人に大人気の「白い恋人」と「東京ばな奈」
ご存知の方も多いかと思いますが、日本からのお菓子のお土産で人気が高い品。それは「白い恋人」と「東京ばな奈」スタッフの喜び度合いを見ていると、この二つの品が届くと喚起の度合いが明らかに違うスタッフが見受けられます。
人気が高いためか「白い恋人」は、ここ最近上海の高級百貨店で販売も。
映画「非诚勿扰(Fēi chéng wù rǎo)狙った恋の落とし方。」で北海道が撮影された事も相まって北海道が好きな中国人。人気があるようです。
「東京ばな奈」ローカル店舗でみつけた
そして「東京ばな奈」これも近所のローカル店舗で見つけました。。。。
おっ!中国では日本の箱売りと違って一個で買えるのね。いやいや、名前が「東京香蕉ケーキ」って違ってる!
そうなんです。ついについに「東京ばな奈」の類似品が出てしまったんです。ケーキの形もリボンも本家そのままパクってます。正直日本人として許しておけません!(怒)
類似品の「東京ばな奈」を購入してみた
調査のため、数本購入。ちなみに500グラムで20元。10本購入して10元程度でした。包装には「東京香蕉ケーキ」「香蕉味蛋糕バナナ」香蕉(xiāng jiāo)は、バナナの中国語。
その為、日本語に全て訳すると「バナナ味ケーキバナナ」何回バナナって言うんですか!
「常楽チャンネン」「チャンネン」ってなんなの!「チャンネル」のことでしょ。日本語まで違う!でた、真似してるのに中途半端、尻切れトンボ品。製造元は福建省の会社。
肝心のケーキを取り出すと、本家のようにフワッとバナナの香り。ウラに返すと砂糖菓子でコーティング。これ本家と違う点。
そして肝心の中身は・・・・クリームなし!さすがにコストがかかりそうな、クリームまでは真似できなかったか。
努力せずに真似して勝負する、久しぶりにガッツリ真似をしている製品を見つけちゃいました。上海で、東京ばな奈の類似品「見ぃつけたっ」って洒落になりません。
今日の振り返り!中国語発声
香蕉 (xiāng jiāo) バナナ