朝晩少し風が冷たくなってきた上海。
もう少しすると朝に吐く息は白くなるかも。
シャケットが手放せなくなってきています。
気持よく過ごしやすかった季節は過ぎ去りつつあります。
既に北京では冬の到来を予感。
最低気温、8度!まだまだ東北地方はこれから寒さ本番です。
そんな徐々に寒くなる気温変化を肌で感じながらの出勤途中。
目の前にアングリ扉を開いた車がありました。
近づいてみてみるとネットで覆われている、
この丸く黄色い物体は梨です。
中国でも日本と同様に秋になると梨を食します。
運び方が日本と違ってちょっと荒々しいですが、
市民も大好きな果物の一つ。
どうして好きなのか?
あのシャリシャリとした食感が、
日本人と同じように好きなのもありますが、他の理由も。
コンビニに売られているこんな容器、
上海にお住まいの方は見たことがあるかも知れません。
冰糖(bīng táng)とは、氷砂糖。
炖(dùn)とは、コトコト煮こむ。
直訳の通り梨の実を氷砂糖で長時間、
とろ火で煮つめた品。
梨の実以外にも、百合や「甘草(gān cǎo)カンゾウ」と呼ばれる、
植物などが調合されている半固体に近いドロリとした飲み物なのですが、
これイガイガ喉に効き、喉に潤いを与える漢方的な製品。
う~ん、少し喉が気になるな。。。
そんな風邪になる一歩手前な症状の時など、
試してみてはどうでしょうか。
風邪薬を飲むのもいいですが、
体に負担の少ない漢方で調整をするのも、
一つの手ですね。