ある日の上海の新聞記事。上海に古くからある名物店の、名物商品を紹介する記事が載っていました。
新聞記事で今回紹介していたのは、静安面包房の紹介記事。
上海市内で56店舗近い店舗をオープン。30年近い歴史があり、2000年以降、上海名品にも選ばれる、上海人オススメの商品郡を扱うパン屋さん。
記事には、店舗やオーブンからパンを取り出す職人、パンなどの画が描かれています。その中に羊角酥(yáng jiǎo sū)と、别司忌(bié sī jì)と呼ばれる画が。羊角酥は見た目からも、クロワッサンというのが分かるのですが、别司忌とは?
自宅近くの店舗まで潜入です!店舗を入ると直ぐに、别司忌が配置。やはり一押しのようです。
店舗を進むと、ここにも别司忌を発見!それも二種類の味があるようです。
葱花别司忌(cōng huā bié sī jì)と、白脱别司忌(bái tuō bié sī jì)と書かれています。
お分かりの方も居るかも知れませんが、これ日本で言うラスクです。
パカッと開いてみると、日本のラスクと違って、そのまま食パンサイズで薄切りサイズのパンがラスクになっています。ちなみに四枚入り。一枚でお腹一杯になる、おやつを通り越した、ヘビー級のラスク。
葱花别司忌はネギ入りというより、少し甘じょっぱい、白砂糖控えめのラスク。
白脱别司忌は、白脱の中国語がバターという意味もあるため、パンの生地十分にバターが染み込んだ、甘いラスク。甘党ではないのですが、疲れた時には一枚食べれそう。
いずれもカリッカリのサクッサク。見た目もダイナミックで日持ちもするので、お友達へのプレゼントにイイかもしれません。
ちなみに、14年10月時点で葱花别司忌は13元、白脱别司忌は15元です。
今日の振り返り!中国語発声
别司忌 (bié sī jì) ラスク