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お坊さんと馬の画。
趣味の中国ラベルコレクションなのですが、
中国で50年以上前に販売されていた製品ラベル。
美男子ではありませんが、コレ西遊記の三蔵法師。
白馬のニヤニヤした顔と三蔵法師のイケてなさが、
気に入って、お買い上げ。
交通手段が不便で通信方法も限られていた、
当時の三蔵法師も驚く、現代のお坊さん。
スマフォ片手に地下鉄でノリノリ移動。
中国のお坊さんの服装は、
辛子色の袈裟か灰色の袈裟が一般的。
日本のお坊さんとチョット違いますね。
ちなみにお坊さんの中国語は、和尚(hé shang)。
タクシーのバックミラーに掛かっていた、
こんな品。釣り鐘の形をしてど真ん中に、
佛(fó)の文字が。
風鈴になっていて、動く度にチリリリンと、
心地よい音がなるのですが、
これも安全を祈願して付けているとのことでした。
中国語の佛。仏の意味があるのですが、
この「fó」のピンインを使う漢字は、佛のみと思って下さい。(※)。
「fó」の音が出た場合は、唯一この漢字を思い出すだけ。
非常に特殊です。
※梻(fó)、仏(fó)、坲(fó)も表示される場合もありますが、
一般的に広く使われません。
また「fó」を使う単語は仏教用語が殆ど。
使われる時期は、清明節など墓参りの季節や、
舟山旅行の会話でチョクチョク使われます。
「拜佛(bài fó)仏像への礼拝」、
「佛教(Fó jiào)仏教」の意味があるのですが、
墓参りに仏壇、仏像は付き物。
舟山には普陀山と呼ばれる、中国四代仏教の名山があるため、
一般的に「舟山へ行く=礼拝をしに行く」に等しく、
「あら、週末舟山に行ったの?礼拝の旅?貴方仏教でしょ?」
と聞かれるんですね。
非常に特殊な文字、佛(fó)
発音も下唇を上の歯で軽く噛みながら、
音を出すのですが、日本人には苦手な音の部類。
仏教の話をしないからこの音、覚えない!
と最初は割りきって、すっ飛ばしてもいいでしょう。
ただし、「fou」という「fo」に近い発音が登場するので、
最終的には仏教用語使わない!と思っても、
諦めて正しい発音に取り組んでいきましょうね。
今日の振り返り!中国語発声
佛 (fó) 仏