平日早朝六時。起き上がってシャカシャカ歯磨き。何やら外から物音が。人の叫び声が聞こえてきます。こんな時間に?と思いながら、外に目をやると黒山の人だかり。
出ました中国名物、野次馬の皆さん。こんな朝早くても野次馬が集まるのね。知りませんでした。
住宅街の出入口でいざこざが始まっているので、車が出られず立ち往生。
そんなのはお構いなし。当事者たちは指を指して大批判。いつもの光景ですが、この指差し批判は好きになれません。
喧嘩の当事者は野次馬に自分の正当性を伝えます。「俺が正しいんだー」野次馬、なるほどなるほど。と、ジャッジを下す訳でも無いのにウンウン聞いています。朝からお暇ですなぁ。
今回のように収集がつかない位、人が集まり始める時、偶然にも巡回中であれば、おまわりさん登場。野次馬の間をかき分け、当事者をなだめようと仲裁に入ります。
見てて解るのは当事者が普通語でやり取りをしていると、警察も普通語で仲裁を行い、当事者が上海語で揉め出すと、上海語で仲裁を行う点。
普通語で話すより上海語で話した方が、当事者が上海人だと心の距離がギュゥッと縮まるようで、普通語と上海語を切り替えながら使っています。
私が出勤する時間帯には無事に解決したようで、野次馬は残念そうに現地解散。
上海人同士の揉め事だと上海語同士で罵り合うので、さっぱり内容は分かりませんが、顔を真っ赤にしながら、人前だろうがなんだろうが自分の意見を通して、舌戦する彼らのメンツを保とうとする態度には、残念ですが勝てる気がしません。
今日の振り返り!中国語発声
警察 (jǐng chá) 警察