中国の携帯は「SIMフリー」でどんな企業の携帯でも利用がOK。この辺は非常に便利です。その代わり日本と違ってキャリアを変えると、携帯番号の変更が発生する必要があります。
ちなみに中国語で「SIMカード」は「SIM卡」と呼ばれています。
中国のSIMカードは街の至る場所で購入ができ、わざわざ中国移動など携帯会社に行かなくとも、キオスク的なこんな場所で購入ができていました。
ただし昨年から変更となったSIMカードの購入方法について、ご紹介したいと思います。
中国も実名制登録となったSIMカード
ただ昨年よりちょっと不便な出来事が。今では購入して直ぐに携帯に差し込めば使えたSIMカード。年末より実名制登録が発生。購入したキオスクスタンドの店主から、「携帯会社へ持ち込んで登録を」のアナウンス。
先月、携帯番号を購入したいという友人に同行したことで判明しました。
留学来たばかりで中国語が話せず、土地勘が無い場合は完全にこの状態はアウトです。実名制になったのは犯罪利用の防止などと思われますが、中国も何かと不便になりつつあります。
実名登録するには何を準備するのか
まずは中国移動の営業場所を探しましょう。中国移動のWEBサイト。WEBに表示される地図を押せば、自宅近くの営業所を探せます。
営業所への持参品は、携帯、購入したSIMカード、パスポート。
こんな中国語を紙に書いて持って行きましょう。「要登记手机卡(yào dēng jì shǒu jī kǎ)携帯カードの登録をしたいです。」
入り口で紙を見せて、待ち合わせ番号を貰い、窓口で携帯カード、パスポート、中国語の紙を提出。
数枚の契約書にサインをしたら終わりです。細かく何かしら聞かれる事はありません。誰がどの番号を使っているか、を管理するのが目的なのでしょう。
場合によっては代行手続きする店舗も登場
そんな手続きをして数日後、キオスクにこんな張り紙を発見。
购手机卡可现场实名登记
gòu shǒu jī kǎ kě xiàn chǎng shí míng dēng jì
購入した携帯カードは現場で実名登録できます。
キオスクの一部によっては、パスポートとカードを持参すれば、その場で登録OKだそうです。店主の携帯で番号登録ができるようです。
SIMカードを購入する時は、ちょっと注意が必要のようです。
携帯を登録したら、あとのチャージは楽ですよ。生活のお供。便利な携帯プリペード充電方法。携帯チャージプリペードカード【充值卡】
2018年ではプリペード式は非常に少なくなりWeChatでチャージなどネットを経由でのチャージ方法が一般的になりつつあります。
今日の振り返り!中国語発声
「SIM卡 (SIM kǎ) SIMカード」の音声はコチラから。
SIM卡の発音でSIM部分は(シム)と発音されませんので、ご注意を。