出勤の道すがら果物屋で物色。ナシを購入したのですが、もらったお釣りが、珍しい1角紙幣でした。久しぶりだなぁー。
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私が上海に上陸した2005年は、現在流通している毛沢東シリーズの紙幣ではなく、この1角紙幣と同じ少数民族をあしらった紙幣が使われていました。
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現在でも内陸部に行くとまだこの1角紙幣を見かけるチャンスは多いのですが、上海では絶滅の一途です。

ちょっとココで人民元の話。通貨の呼び方を覚えましょう。

写真の紙幣に書かれている「角(jiǎo)角/かく」角とは貨幣単価の一つで1元の10分の一。
話し言葉では「角」のことを「毛(máo)」と呼びます。

人民元と呼ばれる「元(yuán)」は、話し言葉では「块(kuài)」。使われる際は、「三块钱(sān kuài qián)」と、钱(qián)を付けて呼ばれる場合も。

全国的に見られなくなりましたが、毛(角)の下には分(fēn)と呼ばれる通貨があります。

量り売りで貼られるラベルには、昔の名残りで10.16元と表記される店も。ただし精算時は切り上げか切り下げされています。
通貨は流通していますが、使おうとすると怪訝な顔をされ、支払いを拒否されることも。

またコンビニでは、偽札チェックに使われる”分”通貨。レシートの下に100元札を置いて、この”分”通貨を激しく擦ります。お札の凹凸部分がレシートとアルミで出来た”分”通貨が擦れ、レシート部分に透かしの毛沢東がハッキリ映ります。

こうやって偽札チェックに使われる、”分”通貨。支払うと嫌われ、通貨と関係ない使い方をされています。なんとも可愛そうな通貨です。

人民元通貨、おさらいです。

人民元の通貨単価
一元(一块钱)
一角(一毛)は、一元の10分の1
一分は、一角の10分の1、一元の100分の1

覚えておいて損はないですね。

今日の振り返り!中国語発声

钱 (qián) お金