このサイトをご覧の方は中国語に興味や中国に興味をお持ちの方がご覧かと思います。
私も中国に関係するサイトや記事は目を通すように心がけているのですが、個人的(勝手に)この方達の名前があると食事の手を止めてでも記事を貪るように読ませてもらっている女傑三人組(この呼名も勝手に付けています)がいます。
中国に関する色んな人の記事を読むことは知識の幅を広げますし、考え方の指針にもつながると思います。また数多くの人の考えを読むことで自分なりの答えを導き出せるのではないでしょうか?
今回ご紹介します方たちは著書も多く発刊されています。私も全てではありませんが拝読させてもらっています。参考までにご紹介したいと思います。
コメンテーターとしても出演される中島恵さん
拓殖大学外国語学部中国語学科に入学。在学中の1988年に中国・北京大学に短期留学。新聞記者を経て、フリーランスに。
今年1月に日本に帰国していた時にホテルでふとTVをつけると、そこには中島さんの姿が!ワイドショー番組に出演されて日本観光に訪れる中国人について、コメンテーターとして登場。
なんとなく番組の「中国人はマナー悪い」的な構成とコメントの誘い水をかわしつつ、御本人の目線の意見を交え受け答えされていました。
「中国人エリートは日本人をこう見る」「「爆買い」後、彼らはどこに向かうのか?―中国人のホンネ、日本人のとまどい」は購入して拝読しています。
まだ拝読していませんが新書「日本の「中国人」社会」は、池袋の中国人店舗で食事をして少しだけ体験しているので、どんな目線で書かれているのか?ちょっと楽しみな一冊です。
そして『まぐまぐ』で有料メルマガを配信されています。ご興味がある方は購読されてみてはどうでしょうか?ジャーナリスト目線の有益な情報を得られると思いますよ。初月は無料!です。
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ジャーナリスト中島恵が語る中国&香港とっておきの話
中華圏での記者経験が豊富な福島香織さん
元産経新聞社記者。1998年から1999年まで上海復旦大学へ語学留学。2001年に香港支局長、2002年に中国総局記者として北京在住。
私も何冊か福島さんの著書は拝見させてもらっています。他の方にも共通するのですが、中国の一般市民目線で中国を紹介している点がわかり易いのと、実際に中国で生活をしている私的には、現地目線の文章が心地よく、的を射ているなぁと読み進められる点が、また次の書籍が出たら買おうと思ってしまう所がポイントです。
「潜入ルポ 中国の女 エイズ売春婦から大富豪まで」や「本当は日本が大好きな中国人」は購入して拝読しましたが、中国人との繋がりを持っているからこそ、知り得る記事ですし、中国人の考えって?日本のニュースには載らない中国を知りたい人には向いていると思います。
上海で雑誌編集長経験をお持ちの姫田小夏さん
上海財経大学公共経済管理学院で修士課程。1998年末に上海で、その後北京でビジネス情報誌「SUPERCITY」を創刊、10年にわたり同誌編集長を務める。
「SUPERCITY」!インターネットがトンデモなく遅かった私の留学時代、上海の情報源として拝読していたフリーペーパーです。05年当時は日本人情報が枯渇していて、本当に発行されるのが楽しみでした。
姫田さんの著書として、「インバウンドの罠」や「中国で勝てる中小企業の人材戦略」など中国人のインバウンドに関する書籍や中国人を雇用してご商売をしている日本人に役に立ちそうな著書があるので、一読してみるのもどうでしょうか?
今回ご紹介の最後に
簡単ですが私がよく拝見している方を紹介してみました。
三名のプロフィールをご覧頂くとお分かりかと思いますが、皆さんガッツリ中国歴。中国に住んでいた経験に基づく取材と人脈を活かして記事を書かれているため、それぞれの独自目線の文章も素敵ですが、各人の中国独自のルートをお持ちなのでしょう。
一文一文が「詳しいなぁ」と思いながら読める文章です。また知り得た現地情報を背景にしっかりと導き出した文章を紡いでいるのが感じられます。
もっと中国を知りたい、違う目線の意見から自分の考えを導き出したい、今の中国を知りたい、庶民目線からの中国を知りたい。そんな思いを持たれている方は一読をオススメします。
たまーに数年の駐在経験で中国についてその辺に転がっている情報を切り取って繋げ合わせて自分の知識のように話す方もいますが、どう考えても「深さと質と奥行き」が全く違います。そもそも比較するまでもありませんが・・・。
ご紹介させて頂いた方はネットニュースなどで記事がよく出ております。記事からネタ元のサイトなどへ遡られると過去の記事もご覧になれると思いますよ。ぜひ参考にされてみてください。