日本と逆の動きを始めた中国シェア自転車ビジネスです。
モバイクやOFO(小黄車)などは中国を飛び出し、
日本やシンガポールなどでもサービスを展開しているのですが、
中国での元々のウリは乗り捨て。
好きな時に好きな場所に乗り捨てられるのが支持を受け海外進出。
しかし日本では好き勝手に乗り捨ては出来ずに、
所定の場所への停車ありきでビジネスが進められていました。
その国その国の条例や習慣もあり仕方がない部分もあるのですが、
中国国内でシェア自転車に新しい動きを見ることが出来ました。
それは路上に出来ていたこんな場所。
片面には英語表記、片面には中国語表記のプレート。
摩拜单车 推荐停车点
mó tuō dān chē tuī jiàn tíng chē diǎn
モバイク 推薦停車ポイント
何ということでしょう!
本場の中国でも停車スタンドが開始となりました。
”好き勝手な停車”がウリだったシェア自転車ですが、
好き勝手に停車しすぎた結果、行政が自転車の没収など指導が始まり、
マンション敷地内には乗り入れ禁止になったりしていたのですが、
個人のマナーや道徳心に依存する運営方法から、
停車ポイントに停車を促す新しい運営方針が打ち出されたようです。
今後この停車ポイントが街のどのくらいの箇所に設置されるのか?
予測不明な点がありますが、シェア自転車の企業側からすれば、
行政に寄り添いながらサービスを提供していますよ♪
という姿勢は見せた方がいいのでしょうから、
停車ポイントの案内はこれからも増えていくのかも知れません。
それにしても道路に一企業のサービス表記が設置できるとは。
どんな交渉を政府側にしたのでしょうか?
そしてこの停車ポイントは上海の道に増加し、
ライバルのOFO(小黄車)の停車ポイントも登場するのか?
目が離せないところです。
今日の振り返り!中国語発声
停车点 (tíng chē diǎn) 停車ポイント
推荐 (tuī jiàn) オススメ