甘くない品、中国では貴重品です。
腸内生活の改善にも、調理にも活用しています。

日本でお馴染みの乳製品を扱うメーカー、明治。
中国でも乳製品、チョコレート等を生産、販売していますが、
今回は日本でも馴染みのコチラをご紹介。

パッケージデザインが日本と同じの「明治ブルガリアヨーグルト」
中国語では「ブルガリア」は「保加利亚 (Bǎo jiā lì yà)」

並べたブルガリアヨーグルト、
よーくみるとパッケージが微妙に違い、「清甜原味(qīng tián yuan wèi)」と
「自然发酸凝固(zì rán fā suān níng gù)」の二種類の味付けの商品。
「自然の甘み」と「甘みなし」のタイプ。

「甘みなし」の「自然发酸凝固」として販売されている品が、
日本でお馴染みの商品のようで、日本と同じく砂糖がオマケで付いています。
※2014年から日本では砂糖のオマケは廃止となったそうです。

サイズは400ミリ、180ミリ、100ミリのタイプ。
100ミリタイプは低脂肪、低脂肪&ハチミツ、クリーミー、イチゴ味、
マンゴー味、イチゴ果実、アロエ果実と日本とは少し違うラインナップで展開。
最近は新しく飲むタイプのヨーグルトも販売を開始しています。

パカッと蓋を開けると蓋の裏にはスプーンが付属。
今回購入した180ミリタイプはコンビニで購入したのですが、
購入後すぐに食べられるようにスプーンが付属。

日本だとコンビニでスプーンを貰えますが、
中国のコンビニだとコンビニが準備していない可能性も高く、
コンビニにあったとしても渡し忘れもあり得るので、
前回紹介した「日清のラーメン」のフォークと同じように、
メーカー側が商品に梱包しているのです。

本体の部分を開けようとすると「明治ヨーグルトの豆知識」がプリント。
日本で認知度のある老舗日系企業の明治ですが、
中国だと認知度が高いという訳ではありません。

そのため地味かも知れませんが、このように商品を使って企業情報を配信。
歴史ある企業、商品品質、会社の理念を中国人にアピールしています。
中国人に知ってもらう、大切なことですよね。

中国で販売されるヨーグルトは中華系、欧米系などメーカーが日本以上に多く、
価格帯も今回の明治ブルガリアヨーグルトに比べると安価。
競争は日本以上に厳しいのですが、消費者側からして一つ有り難いのは、
先ほど紹介した「砂糖無し」の甘くないタイプが日本と同じように販売されてい事。

中国のヨーグルトはほぼ砂糖入りの甘いタイプのヨーグルト。
乳製品の美味さを砂糖で誤魔化しているような製品が多い中、
無糖タイプは非常に有り難い点。

中国でも年々高まる健康志向から考えても、
今から無糖や微糖、低脂肪の商品ラインナップにしているのは、
健康に敏感な高額所得者層の人気が高まるように感じます。

今日の振り返り!中国語発声

明治 (Míng zhì) 明治

酸奶 (suān nǎi) ヨーグルト

保加利亚 (Bǎo jiā lì yà) ブルガリア