日本のホテルの客向けに案内に使っても、わかり易くていい表現だと思います。
日本へ旅行に来た中国人へのアナウンスに使ってみてはどうでしょうか。
上海には大きく分けて浦西と呼ばれるエリアと浦東と呼ばれるエリアがあり、
簡単に言うと浦西は古くから栄えた街で浦東は新しく栄えた街。
以前紹介した紹興料理のお店「绍兴名菜」に向かうため浦東へ。
移動の最中に広場で見かけた、唇に人差し指を押さえつけているマークの告知。
言语不喧哗
Yán yǔ bù xuān huá
話して騒ぐな
请保持安静
qǐng bǎo chí ān jìng
静かさを保ちましょう。
中国の街を見ていると道路と住居の間に椅子や体操器具などを配置して、
人との交流ができ易いように街を区画整備しているように感じます。
早朝、夕方になるとワサワサとご老体が現れ、
皆さんで和気あいあいとおしゃべりをされて、楽しいひと時を過ごされているのですが、
どうやら和気あいあいが行き過ぎる場合があるようで、
このような注意書きが置かれていました。
その横には以前、ご紹介した「7つのダメ(七禁)」の立て札も。
唇に人差し指を押さえつけたマークの言葉、
「七禁」の一つの言葉から用いているのですが、
更にわかり易く追加で「请保持安静」という言葉をチョイスしていました。
「请(qǐng)」は丁寧を表現する中国語。
「保持(bǎo chí)」は日本語と同じく「保持」、「保つ」を表現します。
「安静(ān jìng)」は、「静かである」「安静にする」などを表現します。
チョット話すぐらいは良いんですが、度を越したおしゃべりはいけませんね。
今日の振り返り!中国語音源
安静 (ān jìng) 静かである
喧哗 (xuān huá) 騒がしい