やはり日頃の味が最高の味と思います。羊肉バンザイ!
「遊びにおいで」と声をかけてくれた友人に会いに、週末北京を訪問。
彼は元々同僚で現在は北京を中心に自営業をしている中国人。
今回時間が取れたので、急きょ北京を訪れたのですが、
折角来てくれたのだからと、初夜は日式焼肉、二日目の夜はタイ料理と、
現地らしさが感じられない食事処に案内されたのですが、これには理由が。
初日と二日目の夕食には友人の仕事のパートーナーの中国人も同席。
同席した中国人からすれば私はパートーナーの友人でお客様。
折角なので地元色の強い店より、高級な店をチョイスしてくれたのです。
またパートーナーの中国人は私が「地元民が愛する食べ物が口に合わない」
と思い込んでいたのが原因。
北京の日本式焼肉と欧米人も集うタイ料理店に潜入し満喫。
上海との違いを感じられ嬉しいのですが何となく消化不良な感じ。
二日目の昼間に友人が「汚いけど大丈夫?」と何度も確認して、
連れて行ってくれたレストランがコチラ。
「五头牛羊汤坊」と呼ばれる牛と羊料理の専門店。
店内は4人掛けのテーブルが9つ程度と小じんまりとして、
テーブルの上には骨付き羊肉と蹄の煮込みがチラリと足を並べて、
私達を出迎えてくれました。
年季の入った写真付きのメニュー表には、牛肉と羊を中心としたメニューが並び、
肉以外にも腸、筋、骨髄、脳みそ等の内臓系メニューも豊富。
友人のチョイスで二日酔いのお昼に合うランチを注文。
その注文がこの「羊肉汤(yáng ròu tāng)羊肉スープ」と「烧卖(shāo mài)焼売」
「羊肉スープ(18元)」には、白濁スープにネギとパクチーが浮かび、
少し太めの春雨と薄くスライスされた羊肉がコレでもか!とスープに浮かびます。
基本的に薄味なので、テーブルにある塩、胡椒、味の素をお好みでパパパッ。
私は塩パパパッ、胡椒ドドドッでスープに混ぜて食べたのですが、
野性味あふれるような臭みが一切なく、熱々のスープは二日酔いの胃袋に染み渡り、
一気にアルコールの毒素が抜ける感じです。
続いて「焼売」
上海で「焼売」と言うと「もち米」と「ひき肉」を混ぜて作った品なのですが、
こちらは牛肉を使った「烧卖」以前、「瀋陽」で食した「烧卖」も牛肉仕様と同じでした。
「こんな料理で平気?」と心配そうに思った友人ですが、
「私はこれを待っていたのです!」の感想を残せた店舗となりました。
聞くと昼以外にも仕事帰りにパートーナーを誘ってこの店舗で一杯やるのだとか。
日頃から通う店、やはり名店が眠っているようです。
名店データ
店舗名:五头牛羊汤坊八角店
住所:北京市石景山区鲁谷街道鲁谷南路22-1号东南(近韩景台)
地図はコチラから
今日の振り返り!中国語音声
羊肉汤 (yáng ròu tāng) 羊肉スープ
烧卖 (shāo mài) 焼売