中国へ出張での宴会の席の参考にしてもらえると、
中国語が分からずともテンパらなくて済むかも知れません。

中国出張で必ずあると言ってもよいのが「歓迎の宴会」
中国側から「歓迎」と言われると、その「歓迎」に応じなければイケない。
そう思ってしまう生真面目な日本人。

ただ、どんな流れで進んでいくのか「さっぱり分からない」
と言うのが本音ではないでしょうか?

一般的に行われる「宴会」「会食」の流れをご紹介。
ある程度の流れを知っておけば、中国語が分からなくても、
どのくらいで会が終了するのか把握しておくと、テンパらなくて済むかも知れません。
事前情報を知っていく事で、心の不安を少しでも取り除きましょう!
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宴会の席につくと卓上に「冷菜(lěng cài)前菜」の中華料理が並ばれています。
もしくは席につくと運び込まれてきます。

席には「毛巾(máo jīn)タオル」や「筷子(kuài zi)箸」、
「杯子(bēi zi)コップ」などが並んでいます。
お茶用のコップが置かれたら、「必ずお茶を注いで」もらいましょう。

前菜が並び、着席後にお酒が運ばれ、まずは乾杯が始まります。
その後、徐々に作りたての「热菜(rè cài)」が運ばれます。

基本的に中華は大皿料理。
テーブルは回転して料理が自分の前に回ってくる仕組み。
前菜にしても「热菜(rè cài)」にしても、食べる際に決まりはなく、
目の前にある料理を好きに取りましょう。

自分で食べたい料理が他の場所にある場合、
誰も箸を料理に伸ばしていないのを確認して、
ガラスを回して食べたい料理を自分の所に移動させましょう。

ただし大皿料理に箸やレンゲが置かれている事があり、
回転スピードが早いと箸やレンゲが出席者のコップなどに当たるので、
料理を移動させる際は「ゆっくりと回転させる」ように心がけましょう。

ある程度の「热菜(rè cài)」が運ばれた後に、
スープやご飯物、麺などが運び込まれます。

宴会では「热菜(rè cài)」等でお腹を満たすため、
炭水化物は最後の登場となります。
この手の料理が運ばれると基本的には今日の宴席の料理は終わり。
一番分かりやすいのはスイカなどの果物が運び込まれると最後となります。

宴会の基本的な流れのまとめ

・「冷菜(lěng cài)」と呼ばれる、前菜が運ばれる。
・お茶のコップにはお茶を注いでもらう。
・「热菜(rè cài)」などの料理を食べる際の決まり、ルールはコレといってない。
・大皿料理を自分の手元に回す際は、回転テーブルはゆっくりと回す。
・炭水化物のご飯物やスイカなど果物が運ばれると今日の料理は終了。

今日の振り返り!中国語発声

流程 (liú chéng) 流れ

宴会 (yàn huì) 宴会