食にうるさい中国人の胃袋を支える場所です。

中国にもスーパーマーケット「超市(chāo shì)」は存在しているのですが、
庶民の方たちは使い分けをしているように思われます。

スーパーは日用品や調味料、油などを購入する場所ですが、
野菜や肉や魚などの生鮮食料品になるとスーパーを活用するよりも
「菜市场(cài shì chǎng)」と呼ばれる、
食品マーケットを活用している人たちが多いように見受けられます。
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そんな私も自宅で料理をする際には、「菜市场」利用派。
その理由は「鮮度」です。

スーパーの野菜や肉、魚の鮮度がどうしても微妙な場合が多く、
カルフールなどの外資系でも野菜はクタクタに萎れたモノがまだまだ数多くみられ、
その辺を考慮しても「菜市场」を利用する機会が多くなります。
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冷凍物ならスーパーでもいいのですが、野菜や魚は鮮度命ですからね。
もちろん農薬まみれの野菜なんて!という人は、スーパーで販売されている、
無農薬や減農薬の野菜をチョイスしているようです。

そして「菜市场」は住宅地のすぐ近くにある場合が多く、
ちょっとした買い物をするにも非常に便利。
そして朝が早い!一番早い店舗は6時半頃には営業開始という場合も。
出勤前に軽く買い物に行けるもの、共働きが多い中国人には有り難いです。

そんな「菜市场」には野菜、豆腐製品、卵、海鮮、各種精肉(豚、牛、鳥、羊)など、
各店舗が専門店で、その専門店の集合体といった構成でマーケットが成り立っています。

私が普段通う「菜市场」は野菜屋と豆腐屋が入り口に並び、
奥に進むと肉屋や海鮮屋などの店舗が並びます。
シンクロナイズド・スイミング的に足を上げる、多くの種類の鶏たち。

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日本では一羽買いは少ないので、ちょっとグロテクスではありますが、
鮮度を考えると、解体前のを買うのが中国では一般的。
部位を解体した鶏は基本的に冷凍品となります。

私はスーパー派!という方、上海に住んでない方も、
もし上海の街で「菜市场」を見かけたら、一度飛び込んで見るのはどうでしょう。
中国らしい活気あふれる中国人を見ることができますし、
日本で見かけない食材とも出会えると思いますよ。

今日の振り返り!中国語発声

菜市场 (cài shì chǎng) 食品マーケット

超市 (chāo shì) スーパー