北京到着当日は迎えの車を使って、北京にある海鮮市場へ。非常に大きいマーケット。歩いて全部を回ると軽く2時間はかかる広さでした。
生食のサーモン、型が良いヒラメ、アジ、ホタテ、巻き貝、アサリや牡蠣などの貝類など、種類も豊富。
「今年まだなら初上海蟹でも食べようか?」と言うことで、上海蟹の店舗を回って探すことに。
見つけた上海蟹の店舗オーナーが、自分たちの昼食用に作った上海蟹の料理を指さし、「尝尝吧!尝尝吧!(cháng cháng ba)味わってみなさいよ!」と声をかけてきました。
折角なので店に入って味見をすることに。
贅沢な鍋です。半分に輪切りにした上海蟹と、蒸したジャガイモを混ぜあわせた鍋でした。
ジャガイモに上海蟹のミソが付いて、お得な感じがしました。味もグッと蟹の風味が凝縮。
偽物もある上海蟹。
上海蟹の産地が本物か確認と、オーナーが上海人や産地の江蘇省であれば、上海語が通じるので、上海人の友人、オーナーと上海語を話して交渉。
普通に上海語で会話が出来て産地確認の後に、”値切って”無事に上海蟹を購入しました。
動いて身が痩せないように、買うとすぐに紐で全身をグルグル巻きにして、蟹を縛り上げてしまいます。
縛るスピードは尋常ではない早業です。
尝尝(cháng cháng)だけではなく、尝一尝(cháng yī cháng)として使うこともあります。
日本食を食べたことが無い中国人の友人に、尝尝と言って一口、試食させてみましょう。