以前シロップの記事で紹介した通り、
咳風邪になり三週間近く咳に悩まされていたのですが、その後収束。

二週間程度は何事もなく普段通りの生活をしていたのですが、
地下鉄・職場など上海の街じゅうでゴホゴホ。
気がついたら私までゴホゴホとまた咳が出始め、夜も眠れない状態に。

週末恒例のバトミントン不参加の連絡をすると、
中国人の友人から「精密検査に行きましょう!」とのお誘い。
友人はあの点滴画像を送ってきた中国人。

つい数日前の自分と重なったようで検診のお誘いを受けました。
メルマガ会員の方からも精密検査をしてみては?と、
頂いた温かいお言葉も脳裏をよぎり、訪問することに決定。

検診に訪れたのは、地下鉄2号線江蘇路駅の目の前にある、
「同仁医院(tóng rén yī yuàn)」と言うローカル病院。
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ちなみに同仁医院は三甲と呼ばれる中国の病院レベルではトップクラス。
中国、病院にも三級から一級、甲乙丙と階級が分かれています。
三級甲なので、省略して三甲。

中国では数が多い表記の方が、レベルが高い表現をしている場合が多いです。
病院のレベル表記は分かり易すいのですが、日本にはない感覚ですね。

一階の受付を訪れると問診カードと問診記帳ノートを貰い、
問診記帳ノートの表紙に氏名、生年月日などの基本情報を記入。
二階に移動して直ぐ様、代金精算窓口へと移動しました。

精算窓口で問診カードと問診記帳ノートを提出すると、
精算窓口でパチパチと入力したかと思うと、12元とイキナリ支払い請求。
「何の請求?」かと思ったのですが、実は問診費用でした。
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まず問診料が前払いなのが中国のシステム!
考えて見て下さい。とんでもない人数が押しかけて、問診を行なうので、
誰が支払ったのか、費用を間違いなく精算したのか分からなくなります。
そのため問診料は前払いなのです。
この前払い制度は中国のあらゆる場所で見ることが出来る制度です。

問診料を支払うと「发票」を貰います。
この「发票」が支払いを済ませた証。これを持って問診室へ並びます。
問診料を精算した发票には、診察までの待ち番号も記入されているため、
問診室に移動した際に、一旦室内の看護婦さんに发票を手渡して待機します。

さて診察結果は、どうなることやら。

今日の振り返り!中国語音源

医院 (yī yuàn) 病院

三甲 (sān jiǎ) 三級甲

就诊卡 (jiù zhěn kǎ)  診察カード