今回メインの蘇州観光地めぐり。
まずは蘇州人民路のご近所にある「同德兴面馆」で蘇州麺の朝食後、
「留園」を出発して「寒山寺」、「虎丘」、「山塘街」を巡ったのですが、
先日紹介した地下鉄と好行バスを使うと案外効率よく回れました。
実は「留园(liú yuán)留園」、「寒山寺(hán shān sì)寒山寺」、
「虎丘(hù qiū)虎丘」は世界遺産!!
日帰り旅行なのに三箇所もイッキに世界遺産を楽しめます。
中々そんな場所って無いですよね、これも歴史の街、蘇州ならでは。
留園
元々は個人庭園。庭園には池や盆栽などが広がり、
鶴や亀などのモザイク柄の道があったりと、The中国らしい庭園といったところ。
そして出ました、お決まりポーズ取り記念撮影会!
自然とこんなポーズさせてしまう、世界遺産。
身も心も開放的にさせてしまうようです。
留園
住所:苏州金阊区阊门外留园路338号
寒山寺
門をくぐるとそこには大きな鐘が!この寒山寺、除夜の鐘でも有名なのだとか。
カンフー映画の舞台で出てきそうな佇まい。
五重塔が中心部分にあり、瓦に小銭を置いている人達の姿が。
何かご利益があると噂されているのでしょうか?
そんな事よりご祈祷をした方が、よっぽど身が清まるように思えました。
個人的には数百体並んだ自分の性格を表現する仏様のエリアが良かったです。
一つ一つの仏様の顔を見ていると、中華圏・中東・インドなどの顔つきが。
古くから中国で諸外国との国交があったんだろうな、と感じさせるエリアでした。
寒山寺
住所:苏州市姑苏区寒山寺弄24号
虎丘
東洋のピサの斜塔と言われる塔が中央部分に建つ虎丘。
この塔は西暦959年に着工、961年に完成し、7階建ての木造レンガ構築。
高さは477メートル、1000年以上前にそんな高さの塔を建てる技術があったなんて驚き。
ピサの斜塔と呼ばれるだけあり、最大傾斜は3.59度傾いているようです。
今回廻った世界遺産では、ここが一番しっくり来ました。
自然も多く今回は閑散期とのことでしたが、4月以降になると
花々が咲き乱れて綺麗との事です。繁忙期は60元、オンシーズンは80元
閑散期ということでしたが、十分に楽しめました。
注意するとすれば、虎丘の近所のレストランとトイレ。
この三箇所を廻ると、虎丘辺りが昼食のタイミングとなります。
虎丘を過ぎると裏手には観光客目当てのレストラン群がありますが、
多分、ドコモ似たり寄ったり。それだったら寒山寺周りの方が、
チョイスできそうな店が多いので、寒山寺周辺で昼食がいいように思えました。
トイレはチケット売り場にあるので、そこで済ませておきましょう。
広い園内、トイレがあるのか見つけることができませんでした。
虎丘
住所:苏州市虎丘山门内8号
山塘街
最後の「山塘街」へは、虎丘を楽しんだ後、徒歩で移動ができる距離。
山塘街は旅行客が多い南西側と住民が生活をする北西側があり、
虎丘側から訪問すると住民が多い北西側から向かう事となります。
ただし数年ぶりに歩いてみると北西側の住民の姿が少なめ。
閉鎖している住宅もあり、歩いていた住民によると再開発があるようで、
退去を始めているそうです。
更なる観光客を獲得するためなのか、
再開発で南西側のように賑わいある河沿いの街にするのかも知れません。
南西側の山塘街に向かうと周辺住民の買い物エリア、
スタバ・レストランなどが連なる観光客が賑わうエリアが続きます。
スタバが見えたら道なりに地下鉄へのアナウンスが出ているので、
10分程度テクテクと案内に沿って歩けば地下鉄1号線「山塘街站」まで到着。
蘇州駅まではひと駅で到着することができます。
最後に
蘇州駅での注意点。A1とA2の乗口だけ1階。その他は2階です。
この1階2階の表記が案内板では見つけにくいので、1階にも乗車口がある、
という点を抑えておきましょう。知らないで走って来る中国人が多かったです。
地理にも言葉にも明るくないと間違えてしまう蘇州駅の注意です。
駆け足で蘇州、世界遺産をご紹介しましたが、一泊二日でノンビリ訪問でも十分よさ気。
似たり寄ったりの神社仏閣関係の観光地にぶつかりそうな気配も出てきますが、
運河沿いは夜の夜景も綺麗そうですし、時間が許すようならば宿泊も検討してみましょう。
今日の無料!振り返り中国語音源
留园 (liú yuán) 留園
寒山寺 (hán shān sì) 寒山寺
虎丘 (hù qiū) 虎丘