まだまだ朝晩冷える上海、上から羽織る品がまだまだ必要です。
街もまだ春と冬の中間位な季節感。徐々に冬独特の暗さはなくなりつつありますが、
春野菜など色鮮やかな品も目につき始めた感じです。
そんな春を待ちわびる上海でまだまだ販売を行っていた、
冬の定番屋台を見つけました。
車輪が付いた手押し車式のボディーに手前には麻袋。
ボディーの本体部分の丸みを帯びている部分はドラム缶。
このドラム缶式の手押し車、ドラム缶の上には丸みを帯びた物体が置かれていますが、
これは焼き芋と焼きトウモロコシ。
ドラム缶の中には練炭や石炭が焼かれていて、
ドラム缶にハンガー上の金具を使って芋を吊るして焼き上げます。
屋台の正体は焼き芋屋。
冬になるとこのフォルムの屋台が路上をウロウロして、
おいしく焼けた芋を販売しているのですが、
このドラム缶。何処から持ってきた品なのか?というのが一時期大きく問題視。
未使用のドラム缶だったらしいのですが、噂では化学肥料や、
危険物質が入ったドラム缶を廃棄後に再利用したなどの話しもチラホラ。
何分自由な国なので、単なる噂にも聞こえず。
物質は洗浄したからといって簡単に取れそうにもないですし、
芋の焼けたほのかな甘い匂いが漂うのですが、購入はしたことがありません。
うまそう!と思って飛びつくのはいいですが、
そんな都市伝説も存在しているので自己責任で楽しんで下さい。
今日の無料!振り返り中国語音源
烤红薯 (kǎo hóng shǔ) 焼き芋
红薯 (hóng shǔ) さつまいも
玉米 (yù mǐ) トウモロコシ