上海の秋から冬に掛けて上海人がこよなく愛する食べ物と言えばカニ。それも特に日本でも有名なのが「大闸蟹(dà zhá xiè)上海蟹」ですね。
日本人が上海蟹について誤解している情報や、オスとメスの中国語表現、上海カニの産地やおすすめシーズンなど上海カニの情報をご紹介です。
・日本人が間違える上海カニの中国語の呼び方
・上海カニが有名な産地「阳澄湖」
・上海カニのオスとメスの中国語とは
・上海カニのおすすめのシーズンとは
・上海蟹に関する料理や名物の場所
・上海カニの食べ方・食べてはいけない部分
・今日の振り返り!中国語発声
上海人が心待ちにする路上でも販売する上海カニ
蒸してもよし、炒めてもよし、小籠包に混ぜたり、豆腐と混ぜた蟹粉豆腐(蟹肉とカニ味噌の豆腐合え)でも良し。
10月を過ぎた秋口から色々な料理がジャンジャン、楽しめるシーズン到来です。
上海の街ではこの時期になると、道路に上海蟹専用の仮設即売所がオープン。それぞれ大きさやオスメスが違う上海蟹を販売しています。
写真のような容器に大きさ別に小分けされ販売。容器の中は蟹がガサガサ元気に動いていたり、動かないように糸で羽交い絞めにされて、泡をブクブク立てて怒ったりと、見るだけでもウキウキできます。
日本人が間違える上海カニの中国語の呼び方
中国語では上海蟹の事を大闸蟹(dà zhá xiè)と呼びます。その為、中国人に「上海蟹、上海蟹」と言っても、「?」となるので注意です。「上海蟹」と言わない理由は「上海蟹」が上海の特産物ではないから。
上海カニが有名な産地「阳澄湖」
上海蟹が捕れる有名な湖は、阳澄湖(yáng chéng hú)と呼ばれる、江蘇省昆山にある湖。そうなんです上海ではなく近郊の江蘇省。
上海、江蘇省含めた華東エリアの人が好きな食べ物なので、実は上海蟹なんてネーミングではないのです。
上海カニのオスとメスの中国語とは
写真に載っていますが、中国語ではオスとメスを「男」と「女」とは呼ばずに、オスを「公(gōng)」、メスを「母(mǔ)」と呼びます。他の動物でも同様。中国語が分からないと「男」と「女」と言いたい所ですが、チャント覚えて使い分けしましょうね。
上海カニのおすすめのシーズンとは
食べごろのシーズンもオスメスで時期が違い、10月中頃からメス、11月にかけてオスが、おすすめシーズンとなっています。出産を控えたメスが先に旬を迎え、味が濃いとされるからです。
季節物の上海蟹、味わって楽しんで下さい!
上海蟹に関する料理や名物の場所
蟹の粉?冬の季節が最高に美味い蟹料理メニュー。カニの肉とカニのみそ【蟹粉】
えっ違うの?上海蟹の名産地は実は江蘇省昆山。陽澄湖【阳澄湖】
上海カニの食べ方・食べてはいけない部分
上海カニを楽しむために知っておいて欲しい事が。食べ方を知って食べやすく。そして食べてはいけない部分や上海カニのブランドの見分け方を知りましょう。
上海蟹は体毛でブランドを見分けろ。金の爪で黄色い毛【金爪黄毛】
今日の振り返り!中国語発声
大闸蟹 (dà zhá xiè) 上海カニ