先週末、日本式に忘年会ということで寄り合いを開催。
店は私が選んで良いということになり、ココ最近上海でブームとなっている
「潮州牛肉火锅(cháo zhōu niú ròu huǒ guō)」をチョイス。
火鍋自体は中国人は大好きな食べ物。
夏は夏で汗を垂らしてハフハフ。冬は冬でポカポカ、ぬくぬく。
下地として鍋は大好きなのですが、今年は牛肉鍋が熱いのです!
潮州とは広東省にある地区の名前なのですが、
潮州は非常に料理が美味しいと言われるエリアで、
味付けは日本人好みと言われています。
潮州で有名な料理と言えば、お粥。
ドロドロに米粒が溶け出し液体化したお粥に、
エビ、貝柱、蟹などの海鮮系、
豚や鶏、牛肉などの精肉系を煮込んで食します。
そんな潮州生まれの牛肉火锅が上海に上陸。
今回は参加者が集まりやすそうなエリアで、
人気が高かったお店「牛气冲天之潮汕牛肉火锅王」に初潜入。
店舗がある道の名前は幸福路とステキな名前。
店構えは中々。勇ましい牛の銅像が輝いています。
店内は吊るされた牛肉が並び、部位ごとに肉をチョイス。
今回はスジ、牛下がり、モツの三種盛り
タン、雪花(牛肉のブランド名)、胸口油(xiōng kǒu yóu:乳腺の脂身)
などを注文。
鍋は牛テール仕立てのスープをチョイスしたのですが、
鍋が運ばれるとまずスープを注いでもらい、
濁りの無いスープを味見。他の火鍋ではない演出です。
牛骨と牛の尾からにじみ出てエキスが最高です。
あとは普通の火鍋のように肉を入れてシャブシャブ。
新しい発見だったのは「胸口油」
これもシャブシャブするのですが、鍋に付けると、
余計な脂身が無くなり、身が縮こまるのですが、
食べると甘いのです。歯ごたえはコリコリ。
食感も味とも初めての経験でした。
大人5人で食べて飲んで一人で120元程度。
外から持ち込みの白酒もOKだったり、お客的には良心的なお店。
寒い上海の冬、攻め込んで見てはどうでしょうか!
牛气冲天之潮汕牛肉火锅王
住所:长宁区长宁区幸福路110号
地下鉄:11号線交通大学駅を下車10分
地図:牛气冲天之潮汕牛肉火锅王の地図はココをクリック
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潮州 (cháo zhōu) 潮州(広東省の地域)
牛肉 (niú ròu) 牛肉
火锅 (huǒ guō) 鍋