瀋陽空港に到着して急いでタクシーに乗り込み移動。
朝夜は冷え込むという情報もあったのですが、
あまり上海と変わらぬ温度。
乗り込んだタクシー運転手も半袖。
「ところで最近の気温は?」の質問を投げかけても「知らない」と愛想なし。
目的のホテルまで車に揺られ移動をするのですが、
基本的に空港は市の郊外にあるのが一般的なので、
空港近くの街の状況から市内への変化を観測するのは、
街の発展や上海との違いを知るために重要な作業。
そんな街の変化を見ながらの移動を楽しんでいると、
急停車をするタクシー。
止まった先はガソリンスタンドだったのですが、
こっちを振り向き一言「下车(xià chē)下車して」
妄想が頭の中をドキューンと走ります。
ガソリンスタンドに仲間が待ってて、追い剥ぎされる!
と思ったのですが、普通のスタンド。悪そうな仲間が待っている気配もなし。
素直に降りて様子を見てみると、スタンドにもこんな言葉が。
「乘客下车(chéng kè xià chē)乗客下車」
どうやらこちらの激しい妄想だったようです、反省。
このスタンド上海と違っていて面白かったのが、
「加气(jiā qì」スタンド。ガソリンではなくガススタンドなんですね。
中国語だと「加气站(jiā qì zhàn)」
「加(jiā)」は「加える」、「气(qì)」は「煤气(méi qì)ガス」のこと。
ちなみにガソリンスタンドは「加油站(jiā yóu zhàn)」
日本のタクシーはガスで走るのが多いですが、上海はガソリン仕様。
ここ瀋陽はタクシーはガス仕様。
「運転手に何で降りるの?」と聞いてみたのですが、「知らない」と愛想なし。
ガスを充填して走る車の中で考えたのですが、
ガス充填中に車中にいて爆発したら大変。
と言っても、車外でも真横に立っているので余り意味がないですが。
または車中にいると、万が一ガス漏れしたら中毒になる。
思いついた理由は充填後の車中が薄っすらガスが臭ったので。
瀋陽のタクシー移動でガススタンドに立ち寄ったら、
大人しく車から降りて、タバコなど吸わずに、
ジーッと充填が終わるまで少し場所をおいて待っておきましょう。
今日の振り返り中国語音源
加气 (jiā qì) ガス入れ
下车 (xià chē) 下車