大連!と言えば、やはり海鮮の街。
宿泊地の近くで何かないかとウロウロ。
店舗の外でタコが踊り、シャコが跳ねる、
感じの良い店を見つけて入ったのですが当たり。
サスガ大連、赤貝をローカルでも刺し身で食します。
アワビを注文するも人差し指程度のサイズのアワビの刺し身が登場。
9元なのですんな物ですね。
牡蠣は中華風にニンニクベースで焼き牡蠣。
あさりはホイル焼きで登場。
小ぶりのワタリガニはサッと茹でて。
と、一人で満足が行くまで大連の海鮮を食しこれだけ頼んで100元(2,000円)、
店を後にしたのですが、この通りは同じような、
海鮮を売りにした焼き物と刺し身を中心とする、
店舗群が集まった場所らしく客引き合戦が繰り広げられていました。
そんな競争が激しい通りで一際、異彩を放つ店舗が。
赤く光るネオンの看板は、
旗の形をあしらい中国の国旗を思い立たせます。
店舗名は「红色记忆(hóng sè jì yì)赤色の記憶」
「赤色=革命や共産主義」を表現する、
本気かパロディか微妙な店舗。
ガラス越しに店舗内を見てみましたが、
壁にバチッと「为人民服务(wèi rén mín fú wù)」の文字が。
この中国語は「人民のために奉仕する」という意味。
文字の右横の巨大な弾薬も気になります。
中国では至る場所、特に公安、消防、解放軍などなど、
政府や公務員の建物には書かれているスローガン。
もし中国人との会話で日本人って真面目と中国人が言った時に、
相手が冗談が解る中国人だと、こんな返しで笑いが起こります。
中国人
「日本人的工作态度非常认真
(rì běn rén de gōng zuò tài du fēi cháng rèn zhēn)
日本人の仕事の態度って非常に真面目ですねー」
日本人
「为人民服务
(wèi rén mín fú wù)
人民のために奉仕する」
そもそも会話をした日本人が公務員でもなく、
人民の為に奉仕する立場ではない事、
会話をした日本人が中国でよく目にする言葉を知っていて、
その単語を会話に織り込んで返したという事、
この2つを理解してくれればニヤニヤとした顔になります。
ただし初対面に近い状態で使わないように。
初対面の状態で使うと、怒られたり勘違いされてしまいます。
今日の振り返り中国語音源
为人民服务 (wèi rén mín fú wù) 人民のために奉仕する
人民 (rén mín) 人民
服务 (fú wù) 奉仕する/サービス