上海市内にあるレストランのウィンドウ広告。窓ガラス一面に狗锅(gǒu guō)、狗肉大王(gǒu ròu dà wáng)と書かれています。
画を見てお分かりと思いますが、狗(gǒu)とはワンちゃん、犬の中国語。
ちょっと可哀想ですが、中国では昔から犬を食す文化があり、貴州などでは今でも当たり前のように鍋や煮込み、素揚げなどで食されています。
中国地方都市だけで属されるとおもいきや、近代都市と呼ばれる上海の一部のエリアでも食される場所がまだまだ存在。場所によっては店先に干し肉がぶら~んとある事も。
彼らが犬肉を食す理由として、犬鍋は身体を温める効果があると言われます。ただし写真のようなブルドックは食しません。中国には細長い体型をした食用犬がちゃんと存在しています。
先にも書きましたがいま現在でも、上海のローカル店舗では扱われている店も多いですし、東北地方では冬の定番料理。
東北地方の中国人の友人に聞いた所、「当たり前に食べる」と回答が。「犬の肉って臭いって聞いたんだけど?」っと質問したのですが、「新鮮だと臭くないです。話してたら食べたくなった」と、即答されてしまいました。
ほんとかな。。。中国語では「狗(gǒu)」も「犬(quǎn)」も、どちらの漢字も犬を表現する中国語なのですが、「犬」の漢字は単独で使うことはそんなに多くありません。
「狂犬病 (kuáng quǎn bìng) 狂犬病」や、「警犬 (jǐng quǎn) 警察犬」などの単語表現で使います。
今日の振り返り!中国語発声
狗锅 (gǒu guō) 犬鍋