慣れって怖いものです。新鮮さが失われ、
当たり前のモノとして自分に飛び込んできます。
初めて見た時は、スゲーなー中国。な感じだったんですが、
驚きが徐々に薄くなり、「おっ!今日も中々積み込んでるね。ご苦労!」
程度にしか、感じなくなっているこのトラック。
トラックに乗っているモノ、色とりどりのカラフルな容器の数。
袋の中も同様にプラスチックの容器、ガラスなどが梱包。
この写真のように袋の外に付けられている容器は、
持ち口があるのでその部分に紐をブラリんと連結して、
袋の外側にまるでデコレーションのように付けています。
重量自体はオーバーしていないと思いますが、
体積自体はオーバー気味。それでも気にせずセッセと積込み、
トラックは今日もプラスチックを運び続けます。
日本ではプラスチックはリサイクルされるとはいえ、
各地方自治体の指示のもと、家庭からはゴミ扱いされ分類を受けて、
所定の場所に”捨てられる”というのが当たり前。
中国ではこのプラスチックは宝の山、
捨てるどころか回収屋が家に取りに来て、お金を置いていくほど。
日本でも昔廃品回収業者がトイレットペッパーと交換してくれた、
そんな時代がありましたが、まだまだ中国では同じような状況。
一軒一軒回収して集めた品をまたリサイクル業者に転売しても、
商売として成り立っているのでした。
中国ではプラスチックを「塑料(sù liào)」と一般的に呼び、
ペットボトルを「塑料瓶(sù liào píng)」と呼びます。
日本だとペット、ビニールなどそれぞれ素材別に名称が分かれていますが、
「塑料(sù liào)」は化合物をひとまとめにした総称と思って下さい。
当然中国でも素材別に正式名称はあるのですが、
生活面で「塑料(sù liào)」を使えば「プラスチック的な素材」を全て指します。
今日の振り返り中国語音源
塑料 (sù liào) プラスチック
塑料瓶 (sù liào píng) ペットボトル