日中間の差ってどんなシチュエーションでも生まれお互いの言葉の溝や勘違いでトラブルに繋がる事もあるかと思います。
今回は空港でみかけた誤解やトラブル回避になりそうなグランドスタッフに覚えてもらいたい一言や、「チェックインカウンター」「搭乗手続き」「搭乗口」など利用者が覚えておくと便利な空港に関する中国語を集めてみました。
乗客との理解の差から生まれる余計なトラブル
今回日本の空港で目撃した出来事を。チケットカウンターで搭乗手続きを行う際、ビジネスクラスとエコノミーでゲートがそれぞれ違っている点。
当然エコノミーの乗客が多い訳ですが、英語や日本語が分からない中国人の団体などは、ビジネスクラスのゲートが空いているので、ビジネス用ゲートから入ろうと試みる。
グランドスタッフが中国語は出来ないので、他のスタッフに「ねービジネスってこんなに席あるんだっけ?」と相談。
また搭乗口では、こんな「天合优享(tiān hé yōu xiǎng)優先搭乗(Sky Priority※)」と書かれた札を持って、優先搭乗の案内をしているのですが、残念ながら搭乗者側は、自分が優先搭乗対象なのか分からずに、搭乗口を進もうとしてスタッフの方から止められる。※Sky Priorityは「スカイチーム」のサービス名。
そんなコミュニケーションが成立しない事から起きる衝突って多いんだな、と思いながら現場を見ていました。
搭乗口ではビジネスクラスの乗客より先に、身体が不自由、赤ちゃん連れ、妊娠中、サポートが必要なご高齢の方など最優先であり、そのような方は見て判断が可能ですが、ファーストクラス、ビジネスクラスの乗客はチケットを確認しないと解りづらいです。
余計な揉め事を回避するチケット確認の中国語
そんな時にこんな一言があるとお互いスムーズですよね。
有没有飞机票?
yǒu méi yǒu fēi jī piào
アナタの航空チケットありますか?
本来は
让我看看你的飞机票。
ràng wǒ kàn kàn nǐ de fēi jī piào
私にアナタの航空チケットを見せて下さい。
と言えると最高ですが、まずは通じる事が先決。
チケットを見せてもらった後に、
不好意思,你的票不可以。
bù hǎo yì si,nǐ de piào bù kě yǐ。
すみませんが、アナタのチケットは出来ません(優先搭乗ではないです)。
更に!もっと簡単表現にするなら。
票呢?
piào ne。
チケットは?
不可以。
bù kě yǐ。
できません。
身振りもあれば、これでも十分通じそうですね。
「チェックインカウンター」「搭乗手続き」空港で使える中国語
登机台 (dēng jī tái) チェックインカウンター
登机手续 (dēng jī shǒu xù) 搭乗手続き
登机牌 (dēng jī pái) 搭乗券
登机口 (dēng jī kǒu) 搭乗口
登机 (dēng jī) 搭乗
空姐 (kōng jiě) キャビンアテンダント
今日の振り返り中国語
天合优享 (tiān hé yōu xiǎng) 優先搭乗
票呢? (piào ne) チケットは?※呢は軽声ですが、音源がないため一声にしています。
不可以 (bù kě yǐ) できません。